はいたい〜!
これから沖縄を散策する予定のあなた!
曲がり角の近くの道端をよく観察してみてください。
何やら漢字の書かれた、小さな石碑がありませんか?
これは「石敢當(いしがんとう)」という、
魔除けの石碑です。
沖縄の道端には至る所に石敢當が設置されています。
しかも、そこらじゅう無秩序に設置されている訳ではなく、
置かれている場所にも実は法則があるんです。
それは、曲がり角がある場所。
道を徘徊するマジムン(魔物)は、
まっすぐにしか進めないため曲がり角は曲がれないと言われています。
なのでそのまま家に侵入してきたり、
角の方にマジムンが溜まってしまうのを防ぐために、
曲がり角やT字路などに魔除けとして石敢當を設置します。
石敢當にぶつかったマジムンは砕け散るそうです(!)
石敢當の由来は、古代中国から伝来しており、
中国の強い武士の名前から取って「石敢當」となったようです。
石敢當が設置されている理由を私が知ったのは、小学生の時でした。
それからは、石敢當を見かけるたびに
「ここにマジムンがぶつかるんだなぁ」と思い、
ただの通学も少し楽しくなりましたよ☀️
このブログに載せている写真の石敢當も、
琉宮の店舗近くにあります。
お時間に余裕がありましたら、琉宮に寄る道すがら、
石敢當を探してみてはいかがでしょうか。
お散歩が更に楽しくなりますよ!